kajougenron : hiroki azuma blog
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誤解
投稿日時:2005年07月31日20:30
こんにちは。東です。
最近の仕事一覧をアップしました。波状言論が終わったので、少し印刷媒体の仕事に復活しつつあります。
さて、あるブログで(いつも楽しく読ませていただいているブログなのですが)、先日のエントリに関して、「東さんは新城カズマや桜坂洋を若い作家と誤解しているのではないか」と書かれていました。
その直後に「もしかして認識されているかも」と書かれてはいるものの、そんなふうに思われたことにショックを受けてしまいました。僕は、『ファウスト』を応援しているからといって、『ファウスト』しか読んでいないわけではありません。SF/ミステリまわりはほかにもいろいろ面白く読んでいて(たとえば先週なら『ハイドゥナン』とか)、刺激も受けているのですが、機会がないので取り上げないのです。そもそも、新城カズマ氏に関しては、かりに『サマー/タイム/トラベラー』で名前を知ったのだとしても、ググればすぐに昔の仕事と会社のサイトが出てくるので、キャリアを誤解するのはありえないです。
というわけで、新城さんと桜坂さんが、世代的には僕と同じ、いわゆる「オタク第2世代」に属することは僕は十分承知していました。
しかし、このような誤解を招きがちなのは、なにか僕の書き方や態度に問題があるのかもしれません。というか、たぶんそうです。先日、『攻殻機動隊 S.A.C.』の監督、神山健治氏と対談したのですが、そのときも神山さんに「東さんは攻殻とか興味ないと思っていた」と言われてしまいました。
しかし、なぜ! むろん見ますよ、そりゃ! 僕はそもそも押井マニアだし、SFファンですよ! というわけで、『S.A.C.』第1シーズンは傑作だと考えている(あれは押井パトレイバーの最良の継承者でしょう)し、それは、僕のいままでの履歴から明らかだと思っていたのだけど。しかし、そんな気持ちはぜんぜん伝わっていなかったのですね。ああ……。
どうも僕は、この数年「美少女ゲーム」とか「セカイ系」とか「萌え」とか言いすぎたせいで、ほかのものにぜんぜん興味がないように思われているのかもしれません(笑)。これはこれでまずいなあ、と思う今日この頃です。
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