kajougenron : hiroki azuma blog
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韓国に行ってきました(2)
投稿日時:2006年04月06日09:32
前回のエントリーの続き。
GLOCOMの調査研究と絡めて、3月22日の夜にソウル大学で小さな講演会を行ってきました。主催はソウル大学アニメーション研究会「NOITAMINA」。『動物化するポストモダン』の韓国語訳の出版社が決まった(翻訳はすでに完成している)ので、それを記念しての講演会です。
夜7時開始のはずが、前のインタビューがずれこみ、さらにタクシーが渋滞にひっかかって到着したのは8時すぎになりました(ソウル大学はソウル中心部から遠いのです)。それでも会場には50名近くの聴衆がいました。講演は日本語で行い、波状言論でお馴染みの宣政佑さんがそれを逐次韓国語に通訳してくださいました(宣さんは今回の調査旅行全体のコーディネートも務めてくれました、感謝!)。日本語がわかるひとも多かったようで、通訳なしに笑いがとれていたので、途中で外国で講演しているということを忘れてしまうほどでした。

会場の様子
内容はおもに、『動物化するポストモダン』および『動物化するポストモダン2』の紹介と周辺事情。聴衆には、新聞記者さんがいたり、『ファウスト』韓国語版の翻訳者がいたり、嫌韓ウォッチブログを日本語でやっている若者がいたりと、たいへん多様で、質問もポイントをついたものでした。ちなみに、最後の質問は、「東さんはさきほど美少女ゲームからエロの要素がなくなっていったと述べたが、確かに韓国でもLeafやType-MoonやKeyのファンにそういうことを主張しているひとがいる。しかし、実際にはそれらの作品にはエロシーンがある。どういうことか」というもの。韓国語版出版がますます楽しみになりました(笑)。

講演会のあとは臨時サイン会に
講演会のあとは、近くの繁華街(どこだかわからない)に移動し、20人ほどで飲みに突入。NOITAMINAのひとたち(だけではなかったようですが)は、みなさん個性でした。日本人以外の読者の感想を聞くのはたいへんためになります。韓国語版が出版されたら、またぜひこのような機会をもちたいものです。『美少女ゲームの臨界点』も今年中には韓国語版が出るはずです。
というわけで、ホテルに帰ったのは午前4時すぎで、ちょうどその夜にソウルについた妻と子供を起こさないようにひっそりとベッドに倒れ込みました。これまた日本とあまり変わらない感じ……。
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