kajougenron : hiroki azuma blog
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韓国に行ってきました(3)
投稿日時:2006年04月06日10:28
前回のエントリーの続き。
というわけで、韓国ではインタビューをしたり講演をしたりといろいろ忙しかったのですが、途中でGLOCOMのスタッフとは分かれ、家族と合流しオフに入りました。
オフといっても、ソウルにはもう10回近く行っているので、いまさら観光という感じでもありません。そこで、サムソンが作った美術館「Leeum」を見に行くことにしました(韓国のサイトにありがちなのですが、このサイトもMacOSやFirefoxでは動きません。WinXP+IEでActiveXのインストールを容赦なく要求されます)。
Leeumは2004年秋に開館した美術館です。マリオ・ボッタ、ジャン・ヌーベル、レム・コールハウスの3人がそれぞれ作った3棟からなっており、建築そのものが見所です。館内ではPDFを利用した作品ガイドが利用できて、このシステムもよくできています。さすがサムソン。

PDF作品ガイド
作品の近くに来ると自動的にページが切り替わり解説音声が流れます。韓国語のほかに英語、日本語、中国語が選択できましたが、OSには入れないようになってました。ハードはむろんサムソン。
収蔵品は古美術と現代美術の双方があります。財閥の収集品ということであまり期待していなかった(というより情報を集めていなかった)のですが、現代美術にはいい作品が入っていました。とくに、デミアン・ハーストの『死のダンス』に出会えたのは収穫でした。ハーストは好きなアーティストなのですが、これは現物を見てよかった。写真で見ても、さっぱり分からない作品です。昨年11月にはマシュー・バーニーの特別展をやっていたようです。このあいだの講演のときに寄ればよかった……。

Black Box
コールハースが設計した展示棟は、展示棟のなかに大きなブラックコンクリートの固まりが設置され、そのなかがまた展示空間になっているという入れ子構造になっています。
それにしても、ソウルは、このLeeumをはじめ、ソウルタワーや63ビルがリニューアルされるわ、国立美術館の新館が造られるわ、清渓川が復活されるわ、で全体的に金回りがいいなあ、という感じでした。今年はあともう一回ぐらい行きそうな予感がします。
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