kajougenron : hiroki azuma blog
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ここは、批評家・東浩紀が運営するブログです。東浩紀の経歴や業績については、hiroki azuma portalをご覧ください。
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パリだより2
カテゴリー[critique]
投稿日時:2008年03月20日08:37
投稿日時:2008年03月20日08:37
こんにちは。
こちらは19日の夜です。このホテルで過ごすのもあと一晩。18日を飛ばすことになるけど、今日(19日)の簡単な報告をしておきます。
まず午後は、Philosophie Magazineの取材を受けました。
左は、ジャーナリストのJuliette Cerfさんです。1pあるいは2pの記事を書いてくれるそうです。インタビュー内容は、ほとんどオタクには関係なく、むしろなぜぼくが大学的言説から距離を取っているかとか、デリダの思想と『動ポモ』にどう関係するかとか、そういう話でした。
夕方からは、先日の日仏会館でのvisio-conferenceで討議相手になってくれた、Marc Crépon氏の自宅に招かれました。Crépon氏の著作では『文明の衝突という欺瞞』が翻訳されています。
右がCréponさんです。ご自宅はパリ15区の典型的なアパルトマンで、とてもいい感じでした。東は白ワインが好きそうだ、とのことで(ノルマルの食事会のときにがぶ飲みしていたらしいのです)、ガスコーニュ地方のおいしいワインを出していただきました。
Crépon氏は、デリダの専門家であり、また日本でも有名なスティグレールとともにいまセミナーをおもちです。オタク文化の問題に限定されず、情報社会における哲学や教育のありかはなにかなど、話はたいへんに盛り上がりました。
それにしても、いまあらためて見て思いましたが、この写真、ぼくが妙に偉そうですねw。
いずれにせよ、今回のパリ滞在でいろいろなかたと会ってみて、日本の現代の批評的文脈はヨーロッパに紹介するべきだし、またその需要はある、と確信しました。『思想地図』が、そのような回路を開くきっかけになるとよいのですが。
またひとつ課題が増えた感じです。
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