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ゼロアカ第2回を終えて

はてなのほうにちょろちょろと写真をアップしたように、昨日、講談社BOX「東浩紀のゼロアカ道場」第2回が行われました。

第2回関門の課題は

「講談社BOX MAGAZINE『パンドラ』に掲載されると仮定して、3枚の写真を使った、東京を舞台とするフォトエッセイの原稿を本日16時までに制作せよ。フォーマットは指定のものに従うこと」

というもの。エッセイを書くだけでなく、写真を撮影し、また出力したDTPへの赤字校正まですべて含め、16時までに終わらせろという課題です。解散後、すぐに街に飛び出さないでぼくや太田さんに企画の相談をするもよし、逆に早めに終わらせてぼくにだめだしをしてもらうもよし、そんなことはすべてやらずに撮影だけに専念をするもよし、文章力だけではなく状況分析力や時間配分力を試す課題でした。

「東京を舞台としたエッセイ」とのことで内容も漠然としており、また赤字校正など慣れない作業を行うので挑戦者のかたもかなり戸惑った様子でした。しかし、結果的には全体に意外とレベルが高く、一安心。第1回関門で比較的手を抜いていたひとも、今回はまじめに書いたのではないかと思います(笑)。選考はけっこう手間取りました。

合格者は16人。今回は5段階で評価していて、Aは完成度が高いもの、B+は完成度は低いが個性があるもの、Bは無難なもの、Cは最初の選考では落とされたけれども半ば敗者復活として通ったもの、Dは落選。CとDのあいだは限りなく近いので、Cのひとには次回は奮起してもらいたいものです。合格者、落選者ともに、今回は全挑戦者の顔写真とプロフィール(そして太田部長が付けた「通り名」——ぼくも詳細は知りません、ヒモテーズ・イエローとかそういうのでしょう、きっと——)が公式ホームページで公開される予定です。

そして、その16人に手渡された第3回関門は以下のとおり。

「ゼロアカ道場の関門をすべて突破したあと、あなたが講談社BOXから出版したいと考えている著作の内容を要約せよ。そして同時に、その書籍がいま(2008年5月)出版されたと仮定し、あなた以外の架空の執筆者による好意的あるいは批判的な書評を作成せよ。著作の要約は10000字程度、書評は5000字程度とする。※書評は以下の媒体のうちいずれかに掲載されることを想定して書き、選んだ媒体を書評の最後に記すこと。『活字倶楽部』『群像』『SIGHT』『STUDIO VOICE』『ダ・ヴィンチ』」

課題提出締切は6月半ば。次回は関門通過者の10人だけが7月に講談社に呼ばれ、そこで第4回関門の課題が示されることになります。課題内容を見ればわかると思いますが、第1回と第2回はいわば肩慣らし、ここからが本番です。第4回と第5回も、「10000部デビュー」の実現に向けて、書籍の内容と自己プロデュースを考えてもらう課題が続きます。

2008年はちょっとした評論ブーム、思想ブームになりそうですが、さて、はたしてゼロアカ道場突破者が本当にその一翼を担うことができるのか。次回課題の提出を見るのが、いまから楽しみです。


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