kajougenron : hiroki azuma blog
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ここは、批評家・東浩紀が運営するブログです。東浩紀の経歴や業績については、hiroki azuma portalをご覧ください。
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鈴木芳樹さんのご冥福をお祈りいたします
投稿日時:2008年05月27日12:47
すでにご存知の方も多いと思いますが、ネットワーカーでライターの鈴木芳樹さん(プロフィール、はてなダイアリー)が、去る5月25日にお亡くなりになりました。享年37歳。ぼくと同じ年齢です。
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鈴木さんとぼくは確か、2003年か2004年、はてなダイアリーが急速に盛り上がっていた時期にネット上で知り合いました。オフラインではじめてお会いしたのは、2004年の夏、はてなが東京で二度目の公式オフ会を開いたときではなかったかと思います。そのあとも数度にわたりお目にかかることがあり、とくに2005年の春、ised@glocomの飲み会でみんなで大騒ぎをしたときのことをよく覚えています。
鈴木さんとぼくは、じつは仕事ではあまり接点がありません。しかし、鈴木さんはときおりブログでぼくの、あるいはぼくの周辺の評論について取り上げてくださり、その言葉には勇気づけられることがしばしばでした。ぼくもまた、彼の仕事を、同世代的共感をもって拝見していました。
ネットとは不思議なもので、そのような互いの目配せがあるだけで、人間関係がゆるやかに続いていくような信頼感を与えてくれます。いや、それはもしかしたら、はてなダイアリーがいまだかすかに持ち続けている、特有の連帯感によるものなのかもしれません。ぼくはもはやはてなの住民ではありませんが、2003年から2004年にかけてのあの時期には、はてなには独特の明るさがありました。鈴木さんは、その明るさを体現していた書き手のひとりでした。
その彼が、突然に亡くなってしまいました。
鈴木さんは思想や評論が好きでした。だからぼくは、なんとなく、今年こそ、どこかのイベント会場で彼に出会えると思っていました。そしてそのときには、ブログで『思想地図』そのほかを取り上げてくれたことの御礼を言うとともに、「最近、ブログってどうよ?」的な話で盛り上がろうと考えていました。しかし、その機会はもう永遠にありません。残念です。
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鈴木芳樹さんのご冥福を、心よりお祈りいたします。
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