kajougenron : hiroki azuma blog
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ここは、批評家・東浩紀が運営するブログです。東浩紀の経歴や業績については、hiroki azuma portalをご覧ください。
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声優の声についての論文
投稿日時:2008年07月28日11:23
こんにちは。ウィキペディアだかはてなキーワードだかに、いつまでたっても「最近は対談仕事が多く執筆はしていない」と書かれているけれど、実際にはかつてないスピードで原稿を生産している東浩紀です。『新潮』の小説、『文學界』『ミステリーズ!』『SIGHT』の連載、そのほかそのほか、ざっと計算してみると、今年に入って少なくとも300枚は原稿を生産しています。ほかもゼロアカとか思想地図とか秋葉原事件関係とか大塚英志さんとの対談集のゲラとかあって、妙に忙しい夏を迎えています。
というわけで、今年の夏コミはなにも新刊はありません。ごめんなさい!
ちなみに、いまをときめく宇野常寛さんにトークラジオAliveの3収録を提案したら、みごとに断られちまいました! 宇野的には東浩紀は用済みということらしいですw。この屈辱をバネに、コピー誌ぐらい作れるよう努力します。
■
さて、そんな状況なのですが、またもや自主的に仕事を増やしてみることにしました。
先日、『思想地図』の編集会議が行われたのですが、その場で、次号もひとつぐらいアニメ関係というかサブカル関係というか、そういう論考を入れようという話になりました。前回は黒瀬陽平さんの投稿がたまたまその役割を果たしたわけですが、今回は公募のテーマの関係もあって、そのような投稿はありません。というか、次号の目次は、全体的に創刊号より硬めなんですね。
そこで、まあこれは北田さんとぼくだったらぼくが担当すべきことなのでいろいろ考えなければならなくなったのですが、いまひとつ、「このひとに!」という人物名が思いつきません。ただ、なんとなくテーマは思いつきました。前号の黒瀬論文が映像表現論だったので、次号は声優論というか、「声優の声」論がよいと思うのです。前号の増田論文とも繋がるし、なによりもぼく自身が前々から読んでみたいと思っていたものだし。キャラの身体性とはなにかとか、身体性がないフラットな声とはなにかとか、そんな感じ?
というわけで、上記テーマで、だれか『思想地図』に書いてみたいひとはいませんか? 希望者は原稿用紙40枚ぐらいの「声優の声」論を、簡単なプロフィール(年齢とか職業とか)を添えて、8月末あたり締め切りでぼくのメールアドレスまで送ってみてください(SPAMで弾かれる可能性があるので、到着確認メールを出します)。おもしろそうな論考であれば、ぼくから編集部に推薦し、北田さんと掲載の是非を協議します。プロ、アマは問いませんが、未発表の論文に限ります。
ややこしい話ですが、これは『思想地図』のオフィシャルな公募論文ではありません。形式的には、『思想地図』とはとりあえず関係なく、ぼくが個人の資格で「声優の声」論を書けるひとをウェブで募集している、というかたちを取っています。そこでぼくが論文を読んで、「このひとは推薦できるな」となったら、ようやく『思想地図』の編集会議にかけるという順番です。そのときは、たとえばぼくが福嶋さんを『思想地図』に推薦したように、ぼくがそのひとを北田さんや編集部に推薦することになります(だからぼくがいいなあと思っても、彼らがリジェクトする可能性はあります)。まあ単純に、北田さんと編集部に推薦するひとを求められてなにも思いつかなかったので、ぼくレベルでプチ公募をやろうということですね。
これは『思想地図』の特集とまったく関係がない別枠での話なので、論文がひとつも来なかったのなら、それはそれでいいと思っています。だから、べつに確実にだれかが通るというものではありません。選考過程を公開とか、ひとつひとつ講評とか、そういう面倒なこともやらないので、期待しないでください。合否は、そうですね、締め切り後2週間あたりを目途に応募者に伝えます。
単純に、内容に興味があり、おもしろい文章が書けるひとがいたら、書いてみてください。お待ちしています。
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