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ここは、批評家・東浩紀が運営するブログです。東浩紀の経歴や業績については、hiroki azuma portalをご覧ください。

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新著:リアルのゆくえ

こんばんは。新潮小説の締め切りでお盆休みが消えつつある東浩紀です。

さて、ぼくの読者はコミケ対策で忙しい時期だと思いますが、他方、あと数日で、大塚英志氏との共著『リアルのゆくえ』(講談社現代新書)が店頭に並びます。

http://shop.kodansha.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=2879573

内容は、いままでの対談の再収録が3章、語り下ろしが1章というところです。あとがきは、ある事情があって、ぼくのものだけが収録されています。

上記の紹介ページには「わかりあうつもりのない2人による8年間の世代間闘争」と書いてありますが、これは比喩でも煽りでもなんでもなく、この本での大塚英志氏のぼくへのマジギレ気味は、マジ半端ありません。とくに第3章はすごい。「新現実」掲載時には落とされたやりとりが、かなりそのまま復活しています。ほとんど喧嘩です。

「わかりあうつもりがない」共著といえば、ぼくにはかつて笠井潔氏と作った往復書簡集、『動物化する世界の中で』(集英社新書)という怪著があるわけですが(と自分で言うのもなんですが)、今回の本はあれを超えたのではないかと微妙に自負しています。いやはや。でも、まあ、ぼくは大塚さんと一緒に本を作れたというだけで光栄です。大塚英志はとても重要な評論家です。大塚さんにいくらなじられても、その信念は一ミリも動きません。

手にとって、さまざまな観点でお楽しみいただければ幸いです。

むろん、まじめな話もしています。というか、大塚さんもぼくも、内容レベルではいたってまじめなのです。でも、どうも、それを超える何かも生まれてしまっている。そんな本です。


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