kajougenron : hiroki azuma blog
about
ここは、批評家・東浩紀が運営するブログサイトです。東浩紀の経歴や業績については、当ブログの親サイトに情報があります。hiroki azuma portalをご覧ください。
navigation
カテゴリー
critique [106 items]glocom [17 items]
hajou [22 items]
misc [67 items]
moblog [30 items]
recent works [25 items]
zatsudan [1 items]
archive navigation
blog entries at 【2007年03月】
波状言論の通信販売再開しました
カテゴリー[misc]投稿日時: 2007年03月30日02:38
標題のとおりです。
『ゲーム的リアリズムの誕生』で参照している『美少女ゲームの臨界点+1』を販売しています。「+1」がつかない『臨界点』のほうは、品切中ですが……。
ブックファースト渋谷店って……
カテゴリー[misc]投稿日時: 2007年03月26日15:38
ブックファースト渋谷店で、総合10位に『ゲーム的リアリズムの誕生』と『東京から考える』がともにランクインしました! 『ゲーム的』が1位、『東京』が9位です。
http://www.book1st.net/blog/ranking/010/010010/
ただ、この2冊、本当にそんなに部数が多いわけではないんです。僕の読者が集中して渋谷にいるということなのでしょうが、それにしてもこりゃすごい! 視察に行くべきなのかも……。
そういえば、『ゲーム的リアリズムの誕生』の手書きポップを20枚書きました。どこに配られるのかは知らないのですが、見かけたらよろしくお願いいたします。
文学環境論集表紙
カテゴリー[misc]投稿日時: 2007年03月22日00:24

来月発売の『文学環境論集 東浩紀コレクションL』の表紙、ラフがあがってきました。こんな感じになる予定です。
厚さは……そうですね、清涼院流水氏の『カーニバル・イブ』に匹敵すると太田くんが言っていました。2巻組、870頁です。最近ブログが新刊案内ばかりで恐縮ですが、こちらもよろしくお願いします!
あと、中古市場で『東京から考える』が3000円以上で取引されているという噂が! 一部で品切れが続いているようです。
動ポモ2増刷になりました
カテゴリー[misc]投稿日時: 2007年03月20日01:19
東浩紀です。
標題どおり、『ゲーム的リアリズムの誕生』が正式な発売日を待たずして増刷になりました。ありがとうございます。とはいえ、僕の本はつねに初速だけ早いのが特徴なので、真価はこれから問われていくのだと思います。
Amazonではなぜかいっこうに著者コメントが掲載されません。自分で掲載するほうが早いのかも。
あと、先日の「王様のブランチ」で、『東京から考える』がちょっとだけ紹介されたとのことです。こちらの本については、『文學界』で松原隆一郎さんの、『論座』で五十嵐太郎さんの、『図書新聞』で仲俣暁生さんの、『東京新聞』で森達也さんの書評が出ました。僕が確認しているのは以上4つです。
それから、新刊ラッシュのため微妙に影が薄くなっているのですが、それなりにいい対談を揃えている『コンテンツの思想』、明日には書店に並び始めるのではないかと思います。こちらもよろしく!
来月中旬には『文学環境論集』(東浩紀コレクションL)も出版されます。Sの出版は7月に延期になりました。やはり3ヶ月で5冊には無理があった……。
動ポモ2著者コメント
カテゴリー[critique]投稿日時: 2007年03月15日00:57
『ゲーム的リアリズムの誕生』のAmazonでの予約注文が始まりました。ここ です。
著者コメントはまだ掲載されていないようです。こちらにも転載しておきます。コメントにしては、長く書きすぎたかもしれません。
■
こんにちは。
こちらでははじめまして。著者の東浩紀です。
さて、この『ゲーム的リアリズムの誕生』は、『動物化するポストモダン』の続編ですが、それを読んでいないひとでも読めるように書かれた書物です。とりあえずは、ライトノベルやノベル系のアドベンチャーゲームに関心のあるひとに読んでいただきたいと思っていますが、それらの作品に触れたことがなくても、現代のエンターテインメントに興味がある読者一般に広く読まれる内容になっていると思います。
本書の主題は、ひとことで言えば、「ポストモダン、すなわち物語の力が衰えた世界において、それでも物語を語ろうとすればどうなるか」というものです。この課題は、現代の多くの作家が直面するはずのものですが、僕はこの本では、いくつかの理由からライトノベルと美少女ゲームを分析対象として選びました。状況や作品については解説が入るので、特別の予備知識は必要ありません。
議論は2章に分かれており、第1章では、新城カズマの入門書を用いてライトノベルについて最低限の知識を確認したうえで、評論家の大塚英志の議論、とりわけ『キャラクター小説の作り方』を批判的に読みながら、「まんが・アニメ的リアリズム」「ゲーム的リアリズム」の理論が探究されます。第2章では、その結果を受けて、『All You Need Is Kill』『ONE』『Ever17』『ひぐらしのなく頃に』『九十九十九』が分析されます。参照対象の中心はライトノベルと美少女ゲームですが、『九十九十九』が挙がっていることからわかるように、一般小説へも言及しています。第1章では、伝統的な文芸評論への批判も記されています。付録として、清涼院流水論と『AIR』論を収録しています。『ファウスト』連載時の原稿は完全に書きかえられており、書き下ろしと言って差し支えありません。
僕は1993年に批評家としてデビューしており、振り返るとすでに15年近いキャリアをもっています。この『ゲーム的リアリズムの誕生』には、その長さを受けて、さまざまな文脈が流れ込んでいます。この本は、ある見方で見れば、僕がはじめて記した本格的な作品批評であり、他方では、僕がここ数年、あまり書籍にならないかたちで行ってきたライトノベル・ブームへの関与の総決算でもあります。またそれは、前著と同じく、社会学的な文脈でも読めるでしょう。むろん、近年のオタクブーム、コンテンツブームの流れのなかにもあります。
けれども、僕個人の文脈を言えば、これは、僕がはじめて、最初から最後までを体系的に構成し、その意図がなんとか実現できた本です。
僕のむかしからの読者は知っているかもしれませんが、僕は学生のころ、ジャック・デリダという哲学者の研究をしていました。デリダの思想には「脱構築」というキーワードがあり、それは要は、真の思想は体系化できないという教えです。そのせいもあって、僕はいわば、体系的な書籍を書くことができない体質になっていました。本書は、その体質を改善するために記した本でもあります。したがって、本書は、内容に読者のみなさんが同意されるかどうかは横に措いて、とりあえずは僕のいままでの本のなかで、もっとも読みやすく、また論理的な著作になっていると思います。
「批評」というと、聞き慣れないタームを並べ立て、単なる印象論を難しく理論武装するだけの困った言説というイメージがあるかもしれません。実際に、世の中には、そのように非難されても仕方がない「批評」が数多くあります。批評家のひとりとして、そのような状況を恥じるとともに、なんとかオルタナティブを差し出すことができないか、と考えて記したのがこの本です。
多くの読者に読んでもらいたいと思います。よろしくお願いします。
■
【誤記修正について】Amazon掲載版では、「第1章では、伝統的な文芸評論への批判も……」の部分が、「とくに第2章の冒頭では、伝統的な文芸評論への批判も……」となっているはずです。いま本で確認したところ、これはミスだったので修正しました。つい2週間前に脱稿した自著の目次すら間違えるとは!
動ポモ2見本できました
カテゴリー[misc]投稿日時: 2007年03月14日03:25
『ゲーム的リアリズムの誕生』の見本ができました。今週末には書店に並ぶ予定です。Amazonで予約注文も受け付けるはずだったのですが、そちらは事務処理が間に合わなかったようですね。
写真をご覧になればわかると思いますが、『ゲーム的リアリズムの誕生』は、『動物化するポストモダン』のだいたい1.5倍の厚さがあります。定価800円(税込840円)。さて、どんな反応があるものだか、いささか緊張しています。
17日のトークショー
カテゴリー[misc]投稿日時: 2007年03月12日21:49
17日のトークショーについてお知らせします。
NHKブックス『東京から考える』出版記念トークセッション
「神保町から<東京>を考える」
東浩紀×仲俣暁生
日時:3月17日(土)14時〜16時(会場13時半)
会場:三省堂書店神田本店8階特設会場 定員:100名
参加方法:要予約。三省堂書店神田本店1階か電話で予約受付。
(定員になり次第、締め切ります)
参加費:500円。当日、会場で頂戴します。
予約・問い合わせ:三省堂書店神田本店1階 03−3233−3312(代)
ラジオ対談のスレ
カテゴリー[misc]投稿日時: 2007年03月09日20:52
ギートステイトのラジオまもなく始まります。
ここ↓でリアルタイムで質問を受け付けているようです。
コンテンツの思想表紙
カテゴリー[misc]投稿日時: 2007年03月09日03:59

『ゲーム的リアリズムの誕生』と奇しくも同日発売となる対談集、『コンテンツの思想』の表紙ができました。いままでの『網状』『波状』とは打って変わった、センチメンタルな雰囲気の装幀になってます。「緑、青と来たので今度は黄色で、できれば火星っぽい感じで、でも女の子はいてですね、それでこうなんというか、未来っぽくて、対談集だからキャラが多くてがちゃがちゃっとした感じで、視線はこっちで」といった分裂病的な依頼が、このような表紙に生まれ変わるとは! 笹井さん、ミルキィさん、ありがとうございました!
『コンテンツの思想』の内容は、とくに第3章と第4章は『ゲーム的リアリズムの誕生』と密接に関わっているので、できれば2冊を並べて読んでほしいと思います。二つ買うと、ちょうど2000円くらいですね。
ところで、それとは別に、その2冊に登場する小説家、桜坂洋さんとの共同企画、未来学エンターテインメント『ギートステイト』も快調に進んでいます。
最近は新著の報告で忙しくあまり告知できなかったのですが、『ギートステイト』では僕は、評論とはちょっと離れた変わった原稿を書いています。僕の目論見としては、『ギートステイト』では、『ゲーム的リアリズムの誕生』と『東京から考える』と『情報自由論』を融合したようなことをやりたいのですが、さてどうなることやら。いずれにせよ、ゲラ地獄もついに一段落してきたので、4月からは、「東浩紀コレクション」を出版しつつ、『ギートステイト』に邁進する予定です。
本日、夜9時からのポッドキャストもお楽しみに。まだ告知が出ないのですが、当日の放送後半は、2ちゃんねるのどこかのスレでリアルタイムで質問を受け付け、僕たちが話すというSF大会方式で進んでいくはずです。ぜひご参加ください。
ポッドキャストほか2
カテゴリー[misc]投稿日時: 2007年03月07日19:50
さきほどのエントリの続報です。ポッドキャスト、トークショーの詳細が決定しました。
ギートステイトのポッドキャストが、3/9(今週金曜日)、21時-22時のあいだ行われます。僕と桜坂さんが、それぞれの自宅から生放送で話します。テーマは「ギートステイトから東京を考える」。リンク先はギートステイトのHPで告知されるはずです。
「東京から考える」のトークショーは、仲俣暁生氏を招き、3/17(土曜日)まの午後に三省堂神田書店本店で行われます。タイトルは追ってお知らせします。定員は100名ていどです。
ポッドキャストほか
カテゴリー[misc]投稿日時: 2007年03月07日16:02
ギートステイトのポッドキャスト放送を、今週金曜日(3/9)、夜9時より行う予定です。僕と桜坂さんが、それぞれの自宅から生放送で話します。詳細はギートステイトのHPをご覧ください。
「東京から考える」のトークショーですが、まだ詳細が固まっていません。少々お待ちください。
『ゲーム的リアリズムの誕生』は、Amazonでの事前予約が近日内に始まります。著者コメントを寄せました。また、講談社の広報誌『本』4月号に「文芸評論としての『ゲーム的リアリズム』」という文章が、「講談社BOOK倶楽部」のメールマガジン3月15日号に著者コメントが、それぞれ掲載される予定です。
その余波で『動物化するポストモダン』が15刷になりました。『ゲーム的リアリズム』は単独でも読めるのですが、『動ポモ』を読んでおいたほうがわかりやすいのは確かなので、できればセットでお買い求めください。
動ポモ2表紙
カテゴリー[misc]投稿日時: 2007年03月06日01:44

『ゲーム的リアリズムの誕生』は黄色い本になることがわかりました。徒花スクモさんのイラスト、かわいいですね。先日も記したとおり、『動ポモ1』の印象を表現しているとのこと。詳細は店頭で確認してみてください。
なぜか好評2
カテゴリー[misc]投稿日時: 2007年03月05日17:17
「東京から考える」、3刷とはいえ大した部数ではないのですが、一部書店で突出して売れているようです。
http://www.ranking-ranqueen.net/no1/index.html
ランキンランキンのランキングに僕の本が出るときがくるとは思いませんでした(今週内しかリンク先は有効ではないと思われます)。いやー、いいですねえ、こういう並び! これも将来ありえそうにないので、記念に曝しておきます。
校正地獄中です
カテゴリー[misc]投稿日時: 2007年03月01日02:07
東浩紀です。
一昨日は『文学環境分析 東浩紀コレクション1』の初校を渡し、昨日は『ゲーム的リアリズムの誕生 動物化するポストモダン2』の再校を渡し、今日は『コンテンツの思想 マンガ・アニメ・ライトノベル』の再校を渡す、そんな毎日を送っている東浩紀です。3冊合わせると、総ページ数は1400ページ以上! いったいどこの京極夏彦かと。もうしばらくゲラは見たくない感じです。
ところでその『ゲーム的リアリズムの誕生』の定価ですが、一部ブログで「819円」という情報が流れています。しかし、担当の編集者氏に尋ねたところ、まだ講談社内でも正式に決まっていないとのこと。こういうこともあるんですね。ページ数が多いので、819円よりは高くなりそうな気配です。
その『ゲーム的リアリズムの誕生』には、徒花スクモさんのイラストがデザインされた、講談社現代新書にはめずらしいフルカラーの帯がつきます。僕もまだ現物を見ていないのですが、『動物化するポストモダン1』のイメージで描いてくださったとのこと。見るのが楽しみです。
他方、『コンテンツの思想』のほうは、装画は笹井一個さん、装幀は『波状』『網状』と同じくミルキィ・イソベさんにお願いしました。笹井さんは、例によってすばらしい仕事をしています。今度は黄色い本です(そういえば、『ゲーム的リアリズムの誕生』は何色の本になるのだろう? あの色は著者が選ぶのではないのです)。
『文学環境分析』については、またいずれ。これは、ある意味で、僕のいままでの本のなかでも最大の難関です。とりあえず、上下巻(箱ひとつ)、900頁近く、定価は2000円台後半であることが決まってますが、本当に出版できるのか、ぎりぎりのスケジュールで進行しています。2000円台後半と聞くと高い感じがするかもしれませんが、ページ数あたりで計算すると、講談社BOX内で較べても実は安いはずです。
それにしても、この「東浩紀コレクション」三部作、どうやら全部で2000ページ近くにもなるのです。こんなことなら、いっそ、12ヶ月連続刊行の「大河批評」にすればよかったのではないかと。それもきっと世界史上初でしょう(笑)。
あと、『東京から考える』、好評につき3刷が決定しました。この本については、北田暁大さんの希望で販促イベントを行ってこなかったのですが、意外な(というのもなんなのですが)好評のため、僕単独あるいはだれかをゲストに招いて急遽3月半ばにトークショーを行うことになりました。詳細が決まりましたら、またここで告知します。