kajougenron : hiroki azuma blog

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渦状言論へようこそ。

ここは、批評家・東浩紀が運営するブログです。東浩紀の経歴や業績については、hiroki azuma portalをご覧ください。

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blog entries at 【2008年10月】

ネットスター告知

いまだ締め切りの終わらない東浩紀です。現実逃避のために告知します。

明日、というかすでに本日(25日土曜日)、ザ☆ネットスターの関連ウェブ番組、というか、このブログの読者にはむしろ、<ゼロアカと並んでニコ動での東浩紀タグを占領している動画群>と言ったほうがいいのかもしれませんが、ともかくはその番組、つまりは「柚木涼香と東浩紀の動物化してもいいですか(はあと)」の公開収録が、秋葉原の富士ソフトアキバプラザで行われます。詳しくはここここをご覧ください。

事前申込は終了しているのですが、キャンセル待ちの当日券が出る模様です。空席が出ると寂しいので、どうせ土曜日だしアキバにいるし、なんてひとは覗いてみてください。

ちなみに、その翌日は、ザ☆ネットスター本編(NHKの番組)の公開収録も同じ場所で行われます。11月号分と12月号分、2回連続で収録されるのですが、ぼくはじつはその日、ほかのスケジュールとぶつかってしまい前半のみの出演になります。残念です。

そちらの本編では、ザ☆ネットスターの舞台でようやく、ついに白田さんとご一緒できるので、ふたりで空気を読まず、ネット分析のガチ会話でもしようかと思っています(笑)。白田さんもぼくも同番組では学者のアイデンティティを忘れかけている、というか完璧に忘れ去って洗脳されかけているので、ここで一気に挽回したいところです。ねえ、白田さん!w

ゼロアカ続報

元長柾木氏が峰尾・村上組は東浩紀を超えたと述べているのに驚愕し(笑)、来るべきゼロアカ審査のため、ニコマス動画をがんがん漁っている東浩紀です。シネMADを発見し、今度は『Zero fill love』がヘビーローテーションになりました。それにしても、ぼくが子育てで呆けてるあいだに世の中進歩したもんだ……。

さて、そんなゼロアカ道場ですが、道場破り組の3冊が手元に届きました。どうもスケジュールをカンチガイをしていたようで、門下生組の提出期限は来週だそうです。

というわけで、とりあえずはその3冊だけ、ざっと目を通してみました。

うん、これは贔屓目ではなく、いずれも批評同人誌としてかなり高い水準で、それぞれの方向で努力と真剣さがびしびし伝わってきました。満足です。感謝です。と同時に、辛い気持ちにもなりました。今回、ぼくは、そんな彼らのうち(門下生を含め)5組も落とさなければならない。これは本当に心が痛みます。でも、しかたない。

そして、つぎのようなことも思いました。多少先走ってしまうのだけど、11月9日、ゼロアカ目当てで文学フリマに来場されるであろう来場者のみなさんにお願いです。

今回の関門、正直、ぼくたちも、だれが通るのかさっぱりわかりません。おそらくぼくも太田さんも、それほど決定的な点差はつけられない。事後での点数調整も行いません。みなさんの一票一票が、本当に彼らの合否を左右する可能性が高い。(※)

だから、会場では、むろん8冊全部押さえで買うのもいいのですが、できれば、本当に推したい数冊だけを選んで、井上ざもすき風に言えば馬券を買うような感じで、挑戦者たちの将来に投資するつもりで買いに来て欲しいのです。太田さん風に言えば、「押さえるんじゃなくて推しに来い!」という感じでしょうか(太田さんに、このシャレいいよ!、書いてよ、絶対ブログに書いてよ!と強要されたので書いておきますが……)。

まあ、とにもかくにも、ゼロアカはあちこちで陰口を叩かれていて、実際、ネット動画とか見ると(僕も含め)参加者の振るまいはどう考えてもアホにしか見えないわけですが、出てきた同人誌がけっこうまともでよかったです。本当によかった。

さて、あとは門下生がどれほどのものを出してくるのか……。

※注

極端なシミュレーションをしてみます。東浩紀の持ち点が800、太田克史の持ち点が320ですが、僕がそれを、300/140/120/100/100/40/0/0で割り振ったとしましょう。太田さんも同じように、160/60/40/40/20/0/0/0で割り振ったとする(念のためいっておきますが、ぼくは太田さんに配点基準をなにも聞いていないので、これは完全な仮定です)。そして順位は完全に一致したとする。これはかなり非現実的な想定です。ふたりともここまで極端な配点はやらないと思うし、順位が完全に一致することはありえない。

けれども、そんな極端な場合でも、合計点は、460/200/160/140/120/40/0/0になるにすぎません。この場合、1位は盤石だし、下位3チームにはほぼ希望はないですが、2位から5位まではかなり混戦状態で、20-40票でくるくる順位が入れ替わる。いままでの文学フリマでの最高部数は200部くらいらしいので、たとえその記録を更新しなくても、20部ぐらいの差が出る可能性は大きいでしょう。

実際にはこれよりかなり混戦状態になると思われるので、ぼくや太田さんが一押ししているチームだって、必ずしも通過するとはかぎりません。そんな状態です。

11月9日は文学フリマにお越しください

こんにちは。CLANNAD AFTER STORYのオープニングテーマをぐるぐると回しながら、いまだ新潮次号用の小説を書いている東浩紀です。今日中に入稿しないと落ちます。

さて、ゼロアカも参加者の無法を腐すだけだとまずいので、ぼくのほうからも11月9日文学フリマの情報を告知します。——と思ってエントリを書き始めたところ、ネットのどなたかがうまいぐあいにまとめサイトを作ってくれていることを知りました。

便利なので、リンクを張り、ぼくのエントリに替えさせていただきます。ありがとうございました>制作者さま

http://d.hatena.ne.jp/noir_k/20081022/1224641033

まとめサイトを見るかぎり、同人誌そのものの内容はきちんとしてそうです。

それにしても、肝心の講談社BOX編集部からは最近なんの連絡もないのですが、10月20日提出期限だったはずの同人誌、本当にきちんと提出されたのでしょうか。それとも、編集部も10.19事件で呆れてやる気を失っているのでしょうか。あるいは、ぼくのほうには、太田さんが読んだあとにお古が回ってくるのでしょうかw。まあ、いずれにせよ、現物を拝見するのを楽しみにしています。

ぼくの持ち点は800点。どう配分しようかなー。


早稲文シンポとゼロアカ

こんばんは。早稲田文学10時間連続シンポジウムの疲労で、一日仕事にならなかった東浩紀です。

ご来場された方々は、ご苦労さまでした。おかげさまで大盛況でした。阿部くんにもひさしぶりに会えたしね!

ところで、そのシンポについて、ゼロアカ参加者の藤田直哉さんの感想を読んだので、ひとこと。

http://d.hatena.ne.jp/naoya_fujita/20081019

藤田さんが問題の10時間連続シンポをつまらないと思い、2ちゃんねるのほうがおもしろいと思ったのはよいとして(いいたいことはわからないでもない)、彼自身とほかのゼロアカ参加者が、主催者側がせっかく好意として与えてくれた発言の場をまったく活かせなかった、2ちゃんねる東スレ向けの内輪向けの会話しかできなかったことを、それを理由に自己正当化しているのはおかしいと思います。

ぼくはそのとき、途中までは観客席で、途中からは壇上で彼らの会話を聞いていたのですが、藤田さんたちは内容のある会話をほとんどできていなかった。だからといって笑いを取れていたわけでもなく、会場には寒い空気が流れていただけです。ぼくとしては正直、せっかく前半の2ポッドでずいぶんゼロアカを持ち上げておいたのに、これじゃしかたがないなあ、と頭を抱えていました。だから途中から登壇したのですが、それでも彼らの振るまいは改善しなかった。藤田さんのブログを読むと、ワセブンシンポが退屈だからこそあえてふざけた、みたいな書き方になっているけれど、それはさすがに言い訳すぎるでしょう。退屈なら退屈ってはっきり言えばよかったじゃない。そのために市川さんも登壇の機会を与えてくれたはずです。

まあ、藤田さんが当該シンポにどのような感想を抱き、批評にどのような可能性を見るかは自由です。しかし、講談社でゼロアカの名を冠してデビューしたいと思うのならば、2ちゃんねると飲み会以外でも粛々と場の要求に応える能力が求められるのはまちがいない。そのときいつも同じ芸風ではあっというまに飽きられる。藤田さんだけではなく、彼以外のメンバーにも向けた全体的なメッセージとして、このことは記しておきます。

ゼロアカ関門は、文学フリマのつぎは、公開シンポジウムになります。ゼロアカも徐々に注目の範囲が広くなってきているので、幅広い観客にアピールする能力を見せてほしいものです。

早稲田文学10時間シンポジウム

おはようございます。いっこうにブログを更新しない東浩紀です。仕事の告知も、さすがに溜まりすぎて微妙に諦めてきました。もうどうでもいいや……。

とはいえ、ひとつ告知をします。今週日曜日、下記のシンポジウムに出席します。ぼくは原稿〆切直前だというのに、朝から晩までずっと登壇しっぱなしという、どんな罰ゲームなんだ的なポジションで参加します。無料ですからぜひご来場を!

あ、そうそう。東浩紀といえば今年は「和解の年」なわけですが(笑)、下記のプログラムには書かれていませんが、当日こっそりとサプライズゲストがやってくるかもしれません。まだ未定なのですが、もしそのひとがやってきてぼくと話してくれれば、けっこうめずらしいできごとになりそうです。ぼくも楽しみにしています。

『早稲田文学 10時間連続公開シンポジウム』
「文芸批評と小説、あるいはメディアの現在から未来をめぐって」

【パネリスト】
東浩紀、池田雄一、宇野常寛、大森望、佐々木敦、新城カズマ、千野帽子、豊崎由美、
中森明夫、福田和也、前田塁、山本充、芳川泰久、渡部直己(五十音順、敬称略)

【日時】
2008年10月19日(日曜日) 10時開場、10時30分開演予定、20時30分終了
全5プログラム(予定)、プログラム間に休憩、入退場可

【場所】
早稲田大学国際会議場・井深大記念ホール
(都営バス停「早大正門前」または東京メトロ早稲田駅、都営荒川線早稲田駅より徒歩)
http://www.the-convention.co.jp/jsbm06/map.html

【入場】無料
【予約】不要(開場満員の場合、ご入場いただけないことがあります)
【お問い合わせ】早稲田文学編集室 03-3200-7960 Mail wbinfo@bungaku.net

【プログラム詳細】各パートの参加者は変更になる場合があります
1.文学メディアの現在 (東、宇野、佐々木、中森、山本、前田)
2.日本小説の現在   (東、渡部、池田、大森、新城、前田)
3.小説あるいは文芸批評の今日的役割について (東、宇野、福田、前田)
4.読者と小説     (東、千野、豊崎、芳川、中森、前田)
5.総論

建築文化週間

もはや当日なのですが、今日午後6時より下記のイベントに出席します。

http://www.kenchiku.co.jp/event/detail.php?id=766

事前の資料などを読みこむなかで、モデレーターの藤村龍至さんたちが、「批判的工学主義」という興味深い提案をしていることを知りました。建築ジャーナリズムの動向はまったく押さえていないのでトンチンカンな参加になってしまうかもしれませんが、なんとなくがんばってきます。

ほかも、『en-taxi』に原稿を書いたり、日本科学未来館のフリーペーパーに原稿を書いたり、『サイゾー』でポニョについて取材を受けたり、京都と名古屋で講演したり、『ザ☆ネットスター』の公開収録があったり、『早稲田文学』の10時間連続シンポジウムに参加したりといろいろやっているのですが、それらについての告知はまた後日行います。

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